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東レ尖端素材、国内唯一添加剤のない毛玉改善マスク用不織布開発

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東レ尖端素材、国内唯一添加剤のない毛玉改善マスク用不織布開発

東レ尖端素材が国内で初めて添加剤がなく、毛羽立ち問題を画期的に改善したマスク裏地用バイコ(Bico)不織布を開発した。

バイコ不織布は東レ尖端素材独自の素材複合技術を適用した製品で、肌接触時に発生しうる毛羽を減らし、長時間着用しても柔らかい着心地を維持し、肌への刺激を最小限に抑え、消費者の健康と使い勝手を大きく改善するものと期待される。

特に東レ尖端素材のバイコ不織布は食品医薬安全処が昨年新設したマスク用不織布基準規格に適合した製品で、これを新しいマスクに適用する場合、許可制ではなく申告制で保健用マスクの製造が可能である。

マスクメーカーは新製品の発売にかかる審査期間を従来の許可制に比べ1ヵ月以上短縮でき、多様な製品を迅速に供給できるだけでなく、市場競争力も高めることができるようになった。

不織布アジアNo.1の東レ尖端素材は国民の安全が最優先という方針で、コロナ禍初期にマスクの中核素材であるMBフィルターを大量供給し、マスク需給の安定化はもちろん国民の健康に貢献したことがある。

また、表地、フィルター、裏地が一つに複合化された静電SMS不織布でマスクの生産速度を5倍も高め、カラーマスク、飛沫遮断マスクなど国民の健康と安全、衛生に貢献できる革新技術および製品開発を通じてESG経営の一軸である企業の社会的責任を強化している。

バイコ不織布はポリプロピレンとポリエチレンの二つの原料を混合紡糸して作る。