持続可能経営
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自律遵守管理体制

自律遵守管理体制

東レ尖端素材は、東レグループの安全保障貿易管理方針に基づき、 戦略物資の輸出、国内取引などの全ての対内外安全保証貿易管理活動をより効果的に管理するため、自律遵守管理専担組織を構築いたしました。この組織を通じて各組織単位の属性を考慮した有機的な業務分担、戦略物資および技術の該当可否判定、顧客審査、取引審査、出荷管理など、一連の安全保障貿易管理の業務プロセスを確立し体系的に運営しています。

自律遵守管理専担組織
2012年7月の戦略物資の輸出入の際、第70条の規定に基づき、代表理事/社長を最高責任者とする全社自律遵守管理専担組織を、営業部分と独立した経営企画管理室内に設置しました。また、全社組織とは別途に各事業本部単位の事務局を設置し、事業本部長責任のもと、1次的な安全保障貿易管理機能を遂行するようにしており、委任状および任命状の授与を通じ各担当者の役割と責任を明確にしています。
戦略物資および技術の該当可否判定 (該非判定)
該非判定とは、戦略物資管理の出発点であり、取引したい製品や技術が統制対象に該当するか、その可否を確認する過程です。 東レ尖端素材は、国家の戦略物資判定制度以外にも内部的に一定の手続きを経て、戦略物資の該当可否を判定する社内判定委員会制度を導入して運営しています。 また、自体の判定力量を高めるための専門教育プログラムを開発し、各事業本部別に社内判定専門家を体系的に育成しています。
顧客審査
顧客審査とは、戦略物資および技術の国内外取引に対する需要者検証、用途確認などを通じて最終的な取引可否を決める安全保証貿易管理の中核機能です。製品や技術が最終使用者に到着するまでの流通経路に関わった全ての人と機関を対象に実施しています。顧客審査は1年単位で再審査が行われ、新規顧客と1年単位の再審査顧客は東レ安全保障貿易管理室の承認が必要です。尚、国内の新規顧客については、現場訪問審査を原則としています。
取引審査
取引審査とは、戦略物資が懸念取引者に伝達されたり懸念される用途で使われないようにするため、顧客審査を終えた顧客を対象に実施する最終的な検証手続きで、海外輸出だけでなく国内取引も審査対象になります。全ての審査は安全保障貿易管理システムを通じて行われ、新規取引や1年単位の再審査に該当する取引は、東レ安全保障貿易管理室の承認が必要です。
出荷管理
出荷管理とは、輸出許可を取得した取引について輸出許可情報、通過情報、搭載情報などを確認し、戦略物資が懸念取引者に渡される、若しくは懸念される用途に使用されないようにするための最終手続きです。出荷過程で発生し得る全てのエラーを最小化するため、安全保障貿易管理システムで統合して管理しています。
자율준수 관리체제
安全保障貿易管理システム(Security Trade Control System)の構築
戦略物資管理は顧客からの取引文書から最終出荷時点まで統合的に管理されなければならない関係で、既存の多様なシステムを一つに統合管理できる新たなシステムの必要性が台頭しました。また、非戦略物資を含む全製品を品番単位で綿密に管理することが難しく、その過程で多くの時間を費やしていました。このような非効率を無くし、より最適化した戦略物資管理を図るため、既存システムと連動されながら全体のプロセスを有機的に管理できる安全保障貿易管理システムを新たに開発し、2014年6月から運営しています。